様々な分野について

ITで技術者といっても、大変幅が広いです。機器を開発する、ハードウェア部門、それを動かすためのソフトウェア部門、それらをつなげるネットワーク部門、実際にユーザが触っていくエンドユーザの部門、そして、それぞれを統括する管理連携の部門。いくつも部門がいくつもの会社にわたって作られているのです。

ハードウェア技術者は、その名のとおり、機器を開発するわけですが、よりスペックの高く、丈夫なものを提供しなければなりません。
それも、メインフレームからパーソナルコンピュータ、あるいはPDFやタブレット端末まで、様々な技術が必要となってきます。
もちろん、専門にそれぞれのマシンを作成しているところもありますが、一括して、あるいは何社か協力して作成している場合もあります。

また、OS部門ではいまやMicroSoftとAppleがPC市場では二大勢力となっていますし、大型になるとUnixとかLinuxといったソフトが使われていることが多いです。
こういったソフトに関わるには、その会社に入るのが一番でしょう(Linuxはフリーの発展途上のソフトですので自在に関わることができます)。

ネットワークではやはりネットワーク技術者として独立していて、情報処理技術者国家試験の一科目となっています。
ハードとハードをつなぐ大切な技術者です。そして、エンドユーザーがいつも利用するソフトウェア、それが今最も開発されているソフトウェアになるでしょう。
オフィスユーズをはじめとして、携帯やスマートフォンなどのゲームまでがそれぞれの会社で作成されています。

今後の進むべきキャリアパスを考える上で、「収入・やりがい・働きやすさ」などに焦点を当てて自分がどんな技術者になりたいか考えてみると良いでしょう。プログラマの年収事情はこちらをご覧下さい。